実習船
海邦丸
 
 

  校 章  
   
 水産の水を表す
 S  学校を表す
 ロープ  一致団結を示す
   開拓を示す

  校 訓(沖縄開洋高等学校時代に制定)  
  自主独立  
    海を拓く者は他律的であってはならない。自ら判断決意し、創造工夫して行動する態度と精神の育成に努めることが必要である。 
  団結融和  
    「天の時は地の利にしかず。地の利は人の和にしかず」と人の和こそ船内生活の基本である。海に志す者は各自の責務を重んずると共に、常に融和の精神をもたなければならない。 
  実践躬行  
    如何なる理論も実践が伴ってはじめて価値を生ずるものである。産業人は学問即生活の態度と精神の育成に努めなければならない。 
     
  校 歌  
   
     

  沖縄水産高等学校校歌
作詞 山城正忠   作曲 備瀬知範
 

 
   一. 那覇港頭の青空に 偉観をそえて雲をぬき
そびえ立ちたる鉄塔の 基にゆるがぬ礎を
すえて栄ゆる我等が校舎 げに竜宮の島なれや
海の健児等ここに集い 気宇大海を呑まんとす 
 
  二.  飛魚群れ射る朝ぼらけ 巨鯨潮吹く夕まぐれ
千尋の底にうもれたる さんごの宝庫ひらかんと
陽にやけ波にもまれてたえず 心身ともに鍛鉄の
試練を経たるますら猛夫 われらは海の覇者なるぞ
  
  三.  水産の利は無尽蔵 波もさかまけ風も吹け
世界の海の果てこそは 鳴りてし止まぬこのかいな
ふるうわれらの独壇場ぞ 鵬程万里なんのその
進取の大翼なみうちて 使命の海を統御せん